咳をしてもloneliness

孤独と向き合う壁打ちブログ

【旅行】きたのだいちのちから【北海道】

 

こんにちは。

 

朝方の冷え込みと昼間の暖かさのギャップが、春の訪れを予感させる(下書き執筆現在)今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。



今回は、冬の北海道でそれなりに冒険をしてきたのでここにまとめておきたいと思います。

 

北海道に行った理由

 

一番大きな理由は、旅費が安く済むからです。

 

昨年の11月末辺りにANA(All Nippon Airways(今調べた))が北海道の往復便を片道¥7,740で販売していたんですよねーーーー

僕は友人からの情報で知り、早速購入しました。

 

また、昨年の北海道旅行にどうしても心残りがあったのも理由の一つです。

 

昨年はフェリーで北海道に向かい、レンタカーで北海道を縦横無尽に駆け巡ったのですが、北海道の誇る政令指定都市である札幌市に行けませんでした。

 

札幌に何があるかと言われると正直ぱっとしないなという印象でしたが、行ってみなければ真実は分かりません。

 

 

ということで今回はめちゃくちゃ安い飛行機で北海道新千歳へ着弾した後、電車移動に絞って札幌近辺をくまなく探索しようという計画に相成りました。

 

1日目 飛行機を降りると雪國であった

羽田で新千歳空港行の飛行機に乗り1時間40分ほどで北海道へ。そこから電車に揺られることおよそ50分で札幌駅に到着しました。

慣れない空の旅と窮屈な電車移動によってヒットポイントを大幅に削られたためまずはホテルへ避難して、夜ご飯を食べに行きました。

ひとしきり海鮮おつまみとbeerを堪能したのち、すすきのの町並みを見に繰り出します。

すすきのは夜が更けても喧騒止まず楽しげな雰囲気。旅先では特にお上りさんな僕は迫りくるキャッチの宣伝攻撃を颯爽と交わしながらホテルに戻ってぐっすり(過ぎるほどに)と眠るのでした。一日目終わり。

 

2日目 味噌ラーメンとサッポロビール

 

予定の3時間も遅れて起床した2日目。旭川で美味しいラーメンを食べる予定でしたが急遽変更を余儀なくされました。

そこで目をつけたのは、友人から教えてもらった札幌市豊平区の麺屋 彩未。

本場札幌の味噌ラーメンが食べられる人気店ということで、早速行ってみました。

味噌ラーメンというとトロリとした舌触りと味噌特有の甘さを想像していたのですがこのお店のラーメンはまさにその真逆で、サラサラとした口当たりにまるで醤油ラーメンのようなさっぱり感があります。

ぶっちゃけると前述の先入観から味噌ラーメンには多少苦手意識があったのですが、ここの味噌ラーメンは好みの味すぎました。美味しすぎる。

この旅行では一度しか札幌ラーメンを食べられなかったので比較はできませんが、この土地の味噌ラーメン、俺好みかもしれん。

 

慣れない雪道を滑るのに気をつけながら歩くのは言うまでもなくとても疲れるのですが、それを押して向かうは北海道酒の名所、サッポロビール博物館です。

サッポロビール博物館は無料でサッポロビールの歴史を学べる資料館コーナーと有料でビールの試飲ができるコーナーがあったのですが、僕が現地についた17時30分にはもう試飲コーナーが終了していました。

泣く泣く資料館でビールの製造工程の展示や今までのサッポロビールの銘柄一覧などを見て退館。

折角なのでサッポロビールを買ってホテルで飲みました。黒ビールが美味いです。オヌヌメ

あっ、あとね。………時計台行ったよ。楽しかった(小並感)。見た目はあれあれあれって感じが否めなかったけど、中の展示は興味深く、雰囲気は恐らく当時を忠実に再現しているようでなかなか良かった。

 

3日目 札幌国際スキー場と迫りくる現実

何故僕が今回の旅程にスキーを入れたか。もちろん滑れると思っていたからです。僕は海の男でも山の男でもなく関東平野の片隅で人知れず産声を上げた中途半端ボーイですが、幼少期よりスキー教室へ通い、ときに力強くときに繊細に山脈を舐め回すように滑りたおしたものです()

ですが、16歳あたりからの徹底したインドアゲーマーぶりによって完全に滑り方を忘れてしまいました。以前の滑り方を思い出してなんとかそれっぽくしようとするも膝を激しく痛めます。

結局、初心者コースを4往復ほどしたところで膝が限界を迎えたため、潔くゲレンデで敗北を喫しました。クレープ、おいちかった;;

あ、行ったのは札幌国際スキー場です。札幌駅からシャトルバスが出ていて2時間ほどで着きます。シーズン中の土日は便数が大幅に増えていて、例によって寝坊した僕はそれに大いに助けられる形になりました。あれ、また情けない話してる。

 

ひとしきりスキーを楽しんだ()あとは北海道に来て一番楽しみにしていた夕食のジンギスカン

お店には噂通りドーム型の鉄板が置かれており、そこで肉や野菜を焼くという独特な仕組みになっていました。

さて、肝心のラム肉ですがこれがめちゃくちゃ美味しい!最初のうちは多少の臭みを感じますが次第に慣れていき、そのうちあじわいに変わりました。

牛肉や豚肉と比べて脂身がとても少なく、ドーム型の鉄板はラム肉の豊富な脂を流すためだと思っていたのが完全に裏切られる形となりました。

脂身の少なさはガッツリ感とトレードオフであり、やはり他のポピュラーなお肉と比べてお米との相性は今ひとつですが、肉単体で多く食べられると考えればだいぶヘルシーですねこのお肉。

 

結局お米は控えめに、お肉を3皿おかわりして、美味しい緑茶ハイを飲んで満足したのでまたすすきのの街をぶらぶらしました。

お酒を飲んで謎テンションになっていた僕は、ホテルに帰る途中のセイコーマート(北海道の半ローカルコンビニ)で記念にポイントカードを作りました。

謎の牛キャラクターが個人的にツボです。

 

4日目 オタクくん顔真っ赤www(ガチ)

 

何を思ったか、北海道旅行最終日は余市市まで足を伸ばしてニッカウヰスキーの蒸留所へ向かいました。ここは予約制でウヰスキー工場のツアーを行っており、そこで余市ウヰスキーの洗礼を受けました。

ツアーでは余市ウヰスキーの歴史を追うビデオの鑑賞から始まり、その後蒸留所でフラスコ型の大きな蒸留器を眺め、貯蔵庫や創業者竹鶴政孝のお家や別荘をウォッチし最後はウヰスキー試飲会へ。

余市ウヰスキーは酒よわゲコゲコくんには多すぎる量のウヰスキーを試飲させてきました。

左がアップルウイスキーウイスキーの風味の中に割りと主張強めなリンゴの香りが漂います。

真ん中はスーパーニッカ。創業者の竹鶴さんが奥さんが亡くなったのをきっかけに作られたそうです。

個人的にはアルコール感が一番キツくてあまり受け付けませんでした。

右がシングルモルト余市。度数は一番高いそうですがアルコール感がウヰスキーの香りと柔らかい口当たりで謎に溶け込んでいます。酒弱者の僕でも割りとすんなり飲めてしまいました。高いだけある。

まあそんな感じで僕の顔面は金魚のようにパンパンの紅模様となり、元からの成分もありますがより人前にお出しできないお顔となってしまいました。

その後試飲とは別にウヰスキーが飲める場所で鶴という怪しい(25ml600円!!!)のウヰスキーを飲んでさらに顔面を紅潮させてしまいます。

ですが、これを気に真面目にウヰスキーのうまみに少し近づいてしまい、嬉しさと共に今後の金銭面に多少の不安をいだくのであった……

 

顔真っ赤の状態で蒸留所を後にし、向かうは新千歳空港へ。

途中の小樽港で海を見てきましたがなかなか綺麗で感動しました。

 

そんなこんなで空港に着いて、お土産(白い恋人とノースマン)を買って飛行機に搭乗しました。

あー楽しかった。(そして帰りの飛行機がだいぶ揺れて怖かった)

 

総括

札幌→時計台は中入っとけ。地下通路が張り巡らされているから気をつけろ。方向音痴はかなり試されるぞ。

小樽→海きれー(ガチ)雰囲気のどかな港町って感じで最高だったのでもっといたかった。

余市→ど○○。おじいちゃんとおばあちゃんと余市ウヰスキーの印象しかない。

 

………

 

地下通路&地下歓楽街?に関しては本当に初めてだったのであまりの広さにビッくらポンって感じだった。感動をここに書き記せないくらい。

 

あと雪道が本当に体力を削ってくるので北海道旅行の前に多少なりとも体を動かしておくべき。体バキバキの状態で転んだりしたら最悪帰れなくなるかも。

 

今回は冬の北海道で気ままに遊んでみた!

夏ののどかな雰囲気とは打って変わり、北海道のキャッチコピーである"試される大地"を地で行くような寒さと悪路がはだかる厳しい旅路となりました。

 

前回の旅で青森⇔函館間のフェリーは割りと安いことがわかっているで、今度はバイクを駆って最北端とか最東端とか行っちゃおっかな、、、

まあガソリン補充できるのかとかそもそも二輪が通れる道があるのかとか色々あるけど、まあなんとかなるやろ知らんけど。

これからもそういうマインドで生きていきたい。