こんにちは。
昨年の11月頃から大人気オープンワールドRPGの"""原神"""を始めました。
面白いストーリーと奥深い世界観に魅了されて、たくさん遊んでいます。
このゲームは個性あふれる魅力的なキャラクターが特徴の一つなのですが、僕はその中でも特にニィロウが大好き。
ニィロウは、自然豊かなスメールという国の踊り子で、優しく謙虚で芯のある誰にでも愛されるキャラクター。
公然でパフォーマンスをするという職業柄体型を気にしていますが、甘いものが大好きでついつい食べてしまうという女の子な一面がとてもかわいいです。
――――――正直に言ってガチ恋です。行けることなら次元繰り下げて原神世界にダイブしていたし、いたいけな中坊時代に出会っていたら自慢げにフルグラTシャツに痛バッグを身にまとったお目汚しと化していたでしょう...
話は変わって浮世はバレンタインデー。
女の子が異性への秘めた思いをチョコレートに込めて贈る...
それなりにロマンチックな日です。
とはいえ僕はあまり色恋沙汰に関係のない立ち位置に落ち着いてしまっているのであまり意識しておらず、ついこの間のスプラトゥーン3のフェスにてチョコレートに関するお題が出されて気が付きました。
そこで僕は天啓(カス)を得ます。
......ニィロウにチョコを送って想いを伝えればいいのでは???
もちろん3次元の代物であるチョコレートが彼女のもとに届くことはありません。非情ですがこれは僕の長いwotaku人生の中でつい最近理解することが出来ました。
ですが、この猛き想いと自分でも若干引いてる深い執着心はどうでしょう。実体のない思念や恋慕はまるで浸透圧の作用のように次元の壁を飛び越え、ニィロウのもとへたどり着くことができるでしょう(適当)。はいクソ前置き終わり。
けっこう難しいチョコレートづくり
というわけでチョコレートを作ろうと思ったのですが、これがなかなか難しいんですよね。
僕は普段から料理を作るのでそれなりにキッチンには立つのですが、お菓子作りはまず使う道具から全然違う。
チョコレートをかき混ぜるのに泡だて器を使うのですが、こんなもの普通の料理では全く使いません。結局いつも味噌をこすのにつかっているミニ泡だて器(正式名称が分からん)を使用しました。
また、材料を当日の早朝に買いに行ったのですが、やはりバレンタインデー需要からかグラニュー糖が売っていませんでした。茶色いやつはこれでもかってくらいにもりもり補充されているのにグラニュー糖の列だけすっぽり抜けているのが割と面白かったです。
実際に作ってみた
まあそんなこんなで紆余曲折あってできたものがこちらになります。
チョコ1は牛乳にグラニュー糖・寒天パウダー・ダークチョコをまぜまぜして固めたもので、チョコ2は練乳とココアパウダーをまぜまぜして固めたもの。
チョコレートはおおむねまぜまぜして固めるものと理解しました。
実はどちらもyoutubeの動画を参考にしており、チョコ1は本来長方形の型にチョコを流し込んで冷やす工程があったのですが、鍋で沸騰したチョコを冷ましている過程で固まってしまい、ケーキの形に相成りました。その時の悲痛な叫びがこれ↓
見た目にこだわる余裕がなかったので今回は画像のような面白みのない出来になりましたが、要領は分かってきたので次回があったらちょこっと凝ってみたいと思います()。
なお味ですが、チョコ1は味はいい感じですが見た目ほど舌ざわりが滑らかでなく、むしろざらざらしていて個人的に微妙でした。チョコ2は作っている時点で分かっていたのですがめちゃくちゃ甘くてタヒです。練乳の粘っこさを伴って甘みがガツンときます。タヒです。
チョコを渡すニィロウがいない
はい。
オチです。
冒頭であげたように、僕が原神を始めたのが昨年の11月。ニィロウのプレイアブルキャラクターとしての実装およびピックアップ祈願が10月14日~11月1日とのこと。持ってるわけないじゃん...
ところでそもそも渡すってなんだよって思ったそこの方。気持ちは分かりますが、ぐっと堪えてここで少しキャラクターとの付き合い方について僕の考えを聞いてください。
キャラクターとは偶像です。偶像とは人々のこうあってほしいという思いの結晶であり、それによってさまざまな振る舞いを見せます。
しかしその振る舞いは至極観念的で、あくまでキャラクターの受け手が心の中でどう受け取るか・どうキャラクターを動かすかにかかっています。
これは現実のアイドルを想像してみると分かりやすいです。アイドルはステージやテレビに出ているときの振る舞いをキャラクターとして我々に提供しますが、実際は人間なのでその振る舞いが100%その人個人のキャラクターであるとは限りません。それを分かっていながら人々は、ステージやテレビを通して受け取ったキャラクターをアイドル個人に求め、想像します。これです。
要するに僕は、ニィロウにチョコを渡したらどのような反応をするのか、実際にチョコを作る工程を通じてより明晰に想像したいんですよ!!!!!(特有のクソデカ早口)
もうちょっと気持ちの整理ができてからこういった話題をするべきだと反省しています。
というわけでニィロウは持っていないので、今日公式からお出しされたバレンタインデーチョコ渡しニィロウとチョコを食べながら(気持ちの問題)ここらへんで締めたいと思います。
お疲れさまでした。(p.s.チョコ3割ニィロウ7割の記事になった気がする)