こんにちは。
2023年のゴールデンウィークも残すところあと1日となりました(執筆時)。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕はというと、特にいつもと変りなくやりたいことをやって寝たいときに寝るカスみたいな生活を送っています。
ニートになってからというもの、自分が社会的に底辺に堕ちたという強い実感からか、逆に今までの行動の足枷だった、人の目を気にすることがさっぱりなくなりました。
僕が人の目を気にしなくなる過程には2段階あり、1段階目は大学1年生相当の頃にやったPersona5に影響されたときで、2段階目がニートになってしばらく経ったときです。
今考えるに、僕が人の目を気にしていたのは、およそ一般人とは思えない自分を、他人の前ではあくまで一般人を演じようという一種の理性が働いていたのではないかと思います。そして、常に一般人を演じようとするストレスから他人との接触を避けるようになりました。
振り返ると本当に惜しい青春時代だったと思います。もっと他人を気にせずに動けていたら...。一般人を演じようとするのは他人の目を気にする以前に、自分の歪んだ一般人像を気にした行為だったともっと早く気が付いていれば...
まあそんなことはさておき、本来世の中の全てにそれなりの興味・関心のある僕は、外界とのストレスがなくなった途端、文字通り枷が外れたように街へと繰り出すようになるのでした。
今回の目的地は熱海です。
史上最大級の後悔
正直な話、今回の(今回も?)旅行は、初日に熱海城をちらりと見てホテルで寝て、次の日はちらりと海岸に出て海を見てそそくさと帰るという、文字に起こすとより分かりやすく薄味な旅行でした。
ですが、今回僕はそんな薄味感をたった一つで全て色濃い印象にしてしまう、本当にどうしようもなく苦しい体験、そして後悔をします。
それが、秘宝館への訪問です。
...........................弁解しておきます。友人の勧めで行きました。なんの情報も調べずに。
熱海城をちらっと見てそのいでたちの微妙な感じ(ショボかった)で入場料を1100円も取られるということで、近くにあって友人に勧められていた(謎のテンションで)例の館に舵を切ってしまいました。
本当に不快だったので、ここについての説明や詳しい感想は一切書きません。
気になる人は調べてください。非推奨ですが。
熱海では言わずと知れた観光スポットらしく、あの趣向でそれなりに人の入りはありました。
熱海城を1100円で渋ったのにこちらで1700円も取られてしまった手前、爆速で駆け抜けるのも癪に障り、一つ一つ展示を見ました。
そこにあるのは、小学5年生の保健体育で初めて性というものに触れたときの衝撃と行く当てのない不快感そのものです。
追体験したいかたにはおすすめできるかもしれません。いやおすすめしません。
......ポップン楽しい!!!
苦しかった思い出はここまでにして、泊まったホテルでの話。
あまりの衝撃と疲労感に、予定していたチェックイン時間を大幅に前倒ししてホテルに向かいました。
とはいえ、早くついてしまった以上なにかやろうか、何かをやっていないと落ち着いていられないと思い、ゲームコーナーへ。
そこには古い?ポップンミュージックの筐体がありました。
そもそもアーケード音ゲーにはめっぽう浅い自分ですが、ポップンミュージックに関しては特に苦手意識がありました。理由は簡単で、本当にボタンが押せない。
もちろん今回もあまりやる気はなかったのですが、最近はそもそも音ゲーというジャンルにご無沙汰だったので気まぐれにやってみました。
すると案外叩ける。
最初は5ボタンのモードで軽く練習をして、チャレンジモードの最高難度が叩けたので9ボタンに移行。苦戦はしますが、ちょっとずつ追えるノーツが増えていく感じがとても楽しいですね。
また、収録曲も非常に好みで、オリジナル曲から懐メロ(古い筐体だったのでいまとなってはですが)までいい曲がそろっていたのもよかったです。
ほぼ初プレイでしたが、初日の夜と2日目のチェックアウトまでの時間を費やし、9ボタンの難易度20くらいまでクリアできるようになれたのは素直に嬉しかった...。
最新のポップンミュージックにも興味が湧いてきたし、普通に楽しかったので今度近くのゲーセンでも遊んでみたいと思います。
というわけで熱海旅行でした。
なぜ熱海を選んだかというと、名前の通りがいいからですかね。
なんか暑くも寒くもない時に行く場所っぽくないですか?僕はそうおもったんですけど。
とりあえず今回の教訓は、行く場所は調べてから行こう!ということと、ある程度建物の外観からどういう場所か推測できるようになろう!ということです。
秘宝館の出口で半ば半笑いで接客していたスタッフが忘れられません。俺はそんなに死んだ目をしていたんだろうか。
おわり。